表情ジワ以外にも有効なボトックス治療!

表情ジワにはボトックス注射

一世を風摩したアメリカのテレビドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の中で「オトコと違ってボトックスは裏切らない」というサマンサの台詞はまさにこの治療の特徴を表しているのではないでしょうか。

ボ卜ックス注射は、A型ボツリヌス毒素という成分を表情筋層に注射し、その収縮を抑えることで表情ジワを治療するものです。

欧米人は表情が豊かなので、20代前半からシワが目立ち始めます。

そのためか、20年以上アメリカでは美容医療の中でも人気ナンバーワンを誇ります。

表情ジワを一瞬よりにくくするだけと思われがちですが実は、今後表情ジワが深くなるのを予防することができる、未来への投資となる治療法といえます。

ボトックス注射によりシワがきざまれる回数が少なくなれば、それだけ深くなりにくくなるからです。

実際ある一卵性双生児の例で、ボ卜ックス治療を13年間定期的に受けた妹と、2回しか受けなかった姉では肌老化に歴然とした違いが現れました。

視力が悪くて眉間のシワが早くから目立つなど悩んでいる方には、早いうちに、できれば20代後半から始めることをおすすめします。

ただし、残念ながらきざまれてしまった折りジワはボトックス注射で目立たなくさせても、消し切ることはできません。

ヒアルロン酸など、ほかの治療法との複合治療が必要になります。

また、妊娠・授乳中の女性や当日の体調などでボ卜ックス注射ができないケースもありますので、事前に医師とよく相談をしてください。

わき汗にもボトックス

表情ジワの治療で名高いボトックス注射ですが気になるわきの汗や、笑ったときに歯ぐきが見える「ガミースマイル」の治療にも使われています。

わきの場合、わきの下の皮虜に細い針で細かくボトックスを注射します。

神経終末のアセチルコリン放出を抑制し、エクリン汗腺から出る汗の量を抑え、わきがの軽減効果もあります。

施術時間は10分程度。

外周麻酔がよく効くので痛みもチクチクする程度。

ダウンタイム(日常生活の制限)もほとんどありません。

1週間後ごろから効果が出始め、約半年程度持続します。

見えすぎる歯ぐきにもボトックス

笑ったときに歯ぐきが見える「ガミースマイル」の場合、上唇の引き上げをコントロールしている上唇挙筋群にボトックスを注射します。

この筋肉の働きをやわらげることで、歯ぐきが出にくい状態にします。

極細の針で両頬に2か所ずつ少量注射するだけなので、痛みや腫れなどタウンタイム(日常生活の制限)もほとんどありません。

効果は徐々に現れ、約2週間で効果が安定。

その後は徐々に効果が失われていき、半年に一度の追加が必要になります。

繰り返すことでくせが改善し、効果の持続時間が長くなります。

笑顔に自信がもてるようになると人気の治療です。