寒い時期に起こる症状にはどんな根本原因が?

なぜ赤ら顔になるの?

寒い外から室内に入ったときに、頬が赤くなりやすい人がいます。

また、精神的な動揺で頬がポッと赤くなる人も。

これらは、赤ら顔(主細血管拡張症)といい、毛細血管の拡張によって起こる反応です。

通常、毛細血管は肌表面には見えませんが毛細血管が何かの理由で広がったり増えたりして、その部分に血液がとどこおると血管が赤い糸状に見え、全体的に赤く見えるのです。

おもな原因としては、皮膚が薄いなどの体質のほか、気温の寒暖差、アルコールや香辛料などの摂りすぎ、紫外線などがあります。

また、女性は閉経前後に悪化しやすいこと、偏頭痛を伴う例が多いことから、血管を拡張させたり収縮させたりする血管運動神経の異常が考えられています。

とくに寒い地方では寒暖の差が激しいため、拡張と収縮が頻繁に繰り返されるうちに収縮力が弱まって、毛細血管が拡張したままになりやすいのです。

対策としては、室内に入ったときの寒暖差を緩和するため寒い日は帽子やマスクをつけて外出したり、アルコールや香辛料の摂りすぎと紫外線に注意しましょう。

また、気になる人は、皮膚科で行うレーザー治療により、過剰な毛細血管を壊して、赤みを改善することもできます。

「冷え」はなぜ肌に悪いの?

冷たい風が吹くこの時期、冷えを感じていませんか?

人のからだは脳や内臓を守るため、自律神経により、中心部の温度が35℃以下にならないように調整されています。

そのため、寒さを感じると体温を逃さないように全身の血管が収縮し、血流が悪化します。

とくに、露出部の手足や体表(肌)は、冷気にさらされやすく冷たくなりやすい部位です。

健やかな細胞をつくるために必要な栄養分をすべて運ぶ血流。

これが悪くなるのですから、冷えが続くと肌細胞は栄養失調ぎみに。

代謝が下がり、細胞の機能がタウンし、むくみやくま、乾燥などが、起こってくるのです。

ストレスも冷えを加速させる原因に

からだの冷えは外気温度の低下だけでなく、エアコンの効いた部屋に長くいる、運動不足、食事を抜く、湯船につからない、喫煙といった生活習慣によっても起こります。

また女性に多く見られるのがストレスによる冷え。

ストレスがかかると交感神経が優位になり、血管が収縮してしまいます。

さらにたんぱく質の分解が促進されるため、熱をつくり出す筋肉へたんぱく質が十分運ばれなくなり、ますます冷えを加速させます。

冷えを感じたら、からだを温め、たんぱく質をしっかり摂り、自分なりのストレス解消法を取り入れ、スローストレッチなどの運動を毎日しましょう。